歯のエナメル質について

歯磨き粉のCMやガムのCMでは、歯の石灰化とかエナメル質という言葉を耳にしますね。
これは一体どういう意味があるのでしょうか?

私たちの歯は、表面をエナメル質という物質で覆われています。
さらに詳しく言うとしたら歯は、内側から歯髄、象牙質、エナメル質の3層構造になっています。

一番外側の目に見える部分がエナメル質なのです。
エナメル質の特徴としては、とても丈夫で硬いことです。
歯を触ってみてもわかるように、とても硬いですね。
歯を磨くときの歯磨き粉には、目に見えない細かい研磨剤が入っています。
歯を磨くと歯の表面のヌルヌルが取れて、ツルツルになるのはこの研磨剤のおかげなのです。
でも実際には目に見えない細かい傷が、歯の表面についてしまいます。
しかし唾液の中に含まれる、カルシウムやミネラルという成分がある程度は歯の表面についた傷を修復してくれます。
これを歯の石灰化といいます。

歯を丈夫にする歯磨き粉やガムには、
唾液に含まれているカルシウムやミネラルといった成分が配合されているので、使ったり噛んだりすることで自然と歯を強くしてくれるというものなのです。
しかし虫歯になってしまった場合は、そう簡単には行きません。

虫歯になる原因にもいろいろありますが、虫歯になる細菌はとても硬いエナメル質をも簡単に溶かしてしまいます。
エナメル質だけなら表面を削って、金属を詰めれば治療は可能です。
しかし象牙質や歯髄(歯の神経)まで虫歯が進行してしまうと、神経を抜く必要がありますし、歯自体を抜かなくては行けない場合もあります。
このためにも日頃から歯を丈夫にしておくことが大切なのです。

一番は歯磨きですね。

甘いものは虫歯になりやすいと言われていますが、甘いものを食べたあとは必ず歯を磨く習慣をつけましょう。
寝ている間は特に虫歯になりやすいので、寝る前には必ず歯を磨きましょう。
ちょっと努力するだけでも歯を丈夫にできますし、虫歯を予防することができるのです。